単刀直入に本題から入ろう。
先日紹介した本を拝見して以来、
脳内に弁護士を雇っています。


この本を書いた著者さんや、私のように
自分を愛せなくて、自分を責める傾向にある人は
著者さんの古い友人の言葉を借りると
頭の中に怖い警察官みたいながいるんじゃないかな。
例え、ではありますが。
で。警官しかいないとさ、絶対自分は有罪になっちゃうから
もうひとりキャラを作れと。
いきなり自分を褒めてくれるキャラクターを作るのは
ハードルが高いから・・・
『でね、自分がダメだなって思ったら、
ダメじゃないですよ、ってすぐに頭の中の弁護士さんに
仕事をしてもらって。
ダメじゃないどころか、できたことはこれだけありますよって、
いいところも見つけるようにしてみて。
2週間でいいから騙されたと思ってやってみて』この古い友人は、勤務先で人事をしていて
うつになって離職していく人をたくさん見てきた人。
その人が言うには、「自分を責めてる人が多い。」のだそう。
できている部分は無視してしまって
自分を責めながら、辞めていくのだそう。
←コレ、感覚的にすごく分かるわ。その人が「自分を責めない方法」を具体的な方法を教えてくれたことに
説得力を感じたのだそうな。
この本自体は、意外にも自己啓発色が強い気がします。
だから、すべてを万歳して賛成するわけではないです。
けれど、頭の中の警官と弁護士の話はなるほどと思うのです。
人は自分の頭の中で数万回、会話をしていると
何かで読んだ。
昔はねぇ。私の頭の中にも弁護士に似た誰かがいた気がするけど。
でも、残念ながら、いつからか分からないのだけど
いなくなったのか、家出してしまったのか、
見当たらなくなった。
ずっとそばにいたのかも知れないけど、
無視しつづけていたせいで声がきこえなくなったのかも。
弁護士になって戻ってきてもらいます。
弁護士、さっそく仕事をしています。
自覚していた以上に、自分を責める声が大きいこと、
責めている回数が多いことに驚いています。
【追記】
先日書いたこの本で見たという一文。
少々間違いはありましたが、なんとあとがきに!
立ち読みで、あとがきをチェックしていたとは盲点でありました。
しかも、著者ではなく表紙と一部漫画が付いていて
それを書いた方の言葉でした。
イラスト書いた人の言葉だったけど
読んだときは、著者さんの言葉と勘違いしたんだろうな。
早合点も多いですが、
また良い本があれば、お話したいと思います。
では。
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